予想外に苦労したスマホ機種変更記録

約7年使ってきた Huawei Mate 20 Pro から、Motorola moto g66j 5G(SIMフリー)へ機種変更した。
「Androidだし、データ移行してSIM差し替えれば終わりだろう」・・・そう思っていた。

実際には、金融機関のワンタイムパスワードとVPN(SoftEther)で、想像以上にハマることに。

  1. アプリ移行とSIM差し替え

「近くのデバイスからコピー」で移行を実行。
アプリも含めて一式コピーされ、時間は2時間近く。

元々SoftBankで販売されていた端末をSIMフリー化して使っていたので、その由来のアンインストール不可アプリも一部残ったが、致命的な問題はなし。
SIMは旧端末(Mate 20 Pro)に入れたまま初期設定を進め、最後に差し替え。

LTE通信は最初つまずいたものの、APN再設定で解決。

金融機関アプリ:もはや別物のシステム

今回一番「時代の変化」を感じたのがここ。

JAバンク

・以前のような単純なOTPトークンではない
・トークン削除 → 新端末で再登録 が正解
・サービス自体の無効化は不要

その他金融機関

・端末情報・生体認証前提
・「ログインして案内に従う」方式

結果的には全て再設定できたが、“同じアプリ名でも中身は完全に別システム” という印象。

  1. VPN

これが一番の鬼門だった・・・

自宅VPNは SoftEther。
これまで問題なく使えていた L2TP/IPsec(PSK) が、Motorola(ほぼ素Android)では選択不可

・IKEv2のみ対応
・証明書チェックが非常に厳格

自前ホスト名+自己署名証明書ではSAN不一致で即エラー。
Huawei(EMUI)の「多少雑でも通す」挙動とは別世界。

方針転換:OpenVPNに逃げる(=勝つ)

IKEv2+証明書地獄に疲れ、OpenVPN(SoftEtherのOpenVPN互換) に切り替え。

ここでの決定打がこれ。

data-ciphers AES-128-GCM:AES-256-GCM
data-ciphers-fallback AES-128-GCM

・auth を削除したら一発で接続成功
・AES-128-CBC は完全に時代遅れ
・GCM一択

結果:

・DDNSや証明書名に縛られない
・Androidでも安定
・VPN問題は完全解決

  1. Huawei Mate 20 Pro への名残惜しさ

Mate 20 Pro は バッテリーが弱っているものの、まだまだ使える。

・カメラ性能は今でも上
・動作は安定
・EMUIの柔軟さは今となっては貴重

ただし新旧共に重く、2台持ちは現実的ではない。
結果、普段使いは moto g66j、Mate 20 Pro は家用という落とし所に。

  1. おわりに

今回の機種変更で感じたのは、

・Androidは「自由」から「厳格」へ
・セキュリティは強化されたが、融通は利かない
・昔の正解設定が、今では地雷になっている

という現実。

それでも最終的には、

・金融機関アプリ:全復活
・VPN:OpenVPNで安定
・日常利用:問題なし

苦労はしたが、今のAndroidの常識を一通り理解できたという意味では、悪くない経験だった。

Huaweiが日本に残っていたら・・・と思わなくもないが、時代はもう次に進んでいるようだ。